2020年3月10日火曜日

(1903)  理不尽な指導者とどう向き合えば(1)

 
◆ 最新投稿情報
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(K1044)  子連れ出勤OKの事業所 <世代間交流>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/03/k1044.html
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「私のどこが嫌いですか? よければ教えていただけませんか?」と笑顔で尋ねるところから変化は始まった。その直後から大人げない自分の態度を客観視されたようで、態度が柔らかくなった。イライラをどう自覚するか
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===== 引用はじめ
 30年来、歯科衛生士をしている私の友人も、研修生の頃、指導者のパワーハラスメントで悩んだそうです。あるとき指導者に「私のどこが嫌いですか? よければ教えていただけませんか?」と笑顔で尋ねたら、
===== 引用おわり
 これは、凄いです。私には、できそうにありません。先ず「私のどこが悪いですか?」なら聞けるが、「私のどこが嫌いですか?」は、相手が自分を嫌っていると決めつけています。そう思っていても、言葉にするのに躊躇してしまいます。次に、笑顔では尋ねられません。きっと、顔が引きつると思います。そもそも、私もその人を嫌っているに違いないからです。

 さて、どういう答えが返って来たか。


===== 引用はじめ
 指導者はしばらく沈黙の後、「何でもない。あなたを見るとイライラするだけなのよ」とおっしゃったそうです。その直後から大人げない自分の態度を客観視されたようで、態度が柔らかくなったとのことでした。
===== 引用おわり
 思ったことは、二つ。先ず、ありそうだということです。私は被害者になったことも、加害者になったことも、ありそうです。「相手はイライラしているのではないか」「私はイライラしているのではないか」という仮定をおいて起こっていることを眺め直すと、あてはまることがありそうです。何故か説明できないがイライラしてしまう、ことはあります。自分の態度を客観視できると、変われるのですね。次に、この指導者は悪い人ではない、ちゃんとした良いお付き合いもできるかもしれない、と思いました。


<出典>


川村妙慶、理不尽な指導者とどう向き合えば
【人生相談 あすへのヒント】 産経新聞(2020/03/09)
 
添付図は、https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25607120S8A110C1000000/ から借用

 

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