2020年2月17日月曜日

(1882) 「楽しい」とは

 
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「もしも」について思いめぐらせる <臨死期>
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今の子供や親は、『厳しく』よりも『楽しく』を優先している。しかも、楽しさの意味をはき違えているのではないか。厳しさがあって楽しさがある。どうすれば「達成する楽しさ」「挑戦する楽しさ」を理解できるか
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 楽しい仕事とは、何だろう。楽をして稼げることだろうか。仲良く和気あいあいとしている職場を指すのか。それらは「楽しさ」をはき違えているのではないか。
 
 今の子供や親は、『厳しく』よりも『楽しく』を優先している気がします。しかも、楽しさの意味をはき違えているのではないでしょうか。
 
 野球を始めるときに、楽しければいいねん、というノリでチームを選ぶ子供や親が多い。誰でも楽しく野球をしたいでしょう。でも、(米大リーグで活躍する)大谷翔平君やイチローの言う『楽しい』は意味合いが違うんですよ。彼らの楽しいは、努力して達成する楽しさ。達成できていないことに挑戦しよう、自分を極めようという楽しさなんです。そこが混同されている。仕事でも共通しています。楽しいだけでは、成果は得られないじゃないですか
 
 本当の本質。野球を通じてどういうものを身に付け、学んでいくのかということを忘れてほしくない。(少年野球の経験を)楽しくプレーできたらいいという、それだけのものに終わらせてほしくないんです
 
 では、どうやったら大谷選手やイチローさんと同じ「達成する楽しさ」「挑戦する楽しさ」を理解してもらえるのか。ポイントは、目標設定にある。「夢は高く、目標は手の届くところで」
 
 語っているのは、奥村幸治さん。NPO法人ベースボールスピリッツ理事長。プロ野球のオリックス時代にイチローさんの専属打撃投手を務め、「イチローの恋人」と呼ばれた人物。
 
<出典>
北川信行、三塁手と遊撃手の境界線はあるか 
【スポーツ茶論】 産経新聞(2020/02/11)
https://www.sankei.com/sports/news/200211/spo2002110003-n1.html

 

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