2020年2月12日水曜日

(1876)  朝の詩_(21)嫁姑・(22)食堂街で

 
      最新投稿情報
=====
(K1017)  個人Blog 2月上旬リスト <サイト紹介>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/02/k1017-blog.html
=====
 


☆☆
生きている最後の段階で、心穏やかでおれる人と暮らせる人は、幸福だ。最善をつくしても最後がうまくいかないこともあろうが、もしも最後がうまくいったら、それまでの生き方は間違っていなかったと言えるだろう
☆☆
 
(A) 嫁姑
(B) 食堂街で


朝の詩
===== 引用(A) はじめ
 嫁姑
  宮城県名取市
  大超 幸隆 63
 
身体の自由が利かなく
なってきた母
ついこの前までは
やれていたのにと
思うと憂鬱になる
察した妻が
親の面倒が見られる
なんて幸せな事よと
声をかけてくれる
 
その一言がうれしくて
母を見ながら
ひとり微笑む
 
(選者 八木幹夫)
===== 引用(A) おわり
産経新聞 (2020/01/16)
 


朝の詩
===== 引用(B) はじめ
 食堂街で
  兵庫県尼崎市
  渡辺 陽子 44
 
ふいに
聞こえてきた会話
「ばあさん、メシ
何食う?」
「そうですね、
おじいさんは?」
「ワシはばあさんの
好きなもんでええで」
「そうですねえ、
迷いますね」
お二人なら
きっと
何でも美味しいはず
ごちそうさまです
 
(選者 八木幹夫)
===== 引用(B) おわり
産経新聞 (2020/01/19)
 
写真は、以下より拝借
http://blog.livedoor.jp/arahi0225/archives/4829047.html

 

0 件のコメント:

コメントを投稿