2020年2月4日火曜日

(1867)  若い世代が教訓継承の主役に / イッテンイチナナカラ(6)

 
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(K1008) 「100歳大学」(國松善次) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/02/k1008100.html
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阪神大震災で苦しみを味わった両親や祖父母の存在。震災を経験していない若者が、東北や熊本にボランティア活動で応えようとする。「遠い場所の悲しみにも寄り添い、手を差し伸べることのできる社会」神戸の街
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 今回は、新聞記事から。
 
 遺族や被災者も時がたてば高齢となる。この先、証言者が一人もいなくなれば、阪神大震災がいずれ歴史の一ページになってしまうだろう。
 遺族や被災者の高齢化が進む中、若い世代の未災者が震災の記憶や教訓を引き継ぎ、発信役を担えるはずだ。それを確信できる若者がいる。
 「東北や熊本の苦しみは、私たちの両親や祖父母の味わってきた苦しみと一緒だから」。堂々と語った女子高生の言葉だ。生徒は震災を経験していない「未災者」の一人。両親に当時の様子などを詳しく聞き、被災地でのポランティア活動を続けた。
 
 25年前の阪神大震災の記憶や教訓を知らない若い世代が、神戸から東北や熊本などの被災地に広がっている。
 同時に、かつて大震災に見舞われ、傷を負った街として、遠い場所の悲しみ悲しみにも寄り添い、手を差し伸べることができる社会が、神戸には築かれているようだ。
 
 (1862)からの続きです。
(1862)  語り継ぐべきは何か / イッテンイチナナカラ(5)
http://kagayaki56.blogspot.com/2020/01/1862-5.html 
 
続く(連続でなく)
 
<出典>
木下未希、阪神大震災25年 若い世代が教訓継承の主役に
【西論】 産経新聞(2020/01/28 )
 
添付写真は、
「くまもと vol.7」 神戸大学持続的災害支援プロジェクト Konti 活動広報誌


 

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