2019年6月30日日曜日

(1650) 「牧師といのちの崖」 メモと感想

 
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(K0791) 「老後に2000万円必要」問題(5) / 答申の主張から的外れ <高齢期の家庭経済>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/06/k079120005.html
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 昨日、映画を観ました。
 
===== 引用はじめ
 和歌山県白浜町にある観光名所・三段壁で、いのちの電話を運営しているのが牧師・藤藪庸一。
 映画は自殺志願者たちを死の淵から救い、生活再建を目指して共同生活をおくるという独自の取り組みに密着した。
 藤藪は、人生に絶望してやってきた自殺志願者の声に耳を傾ける。借金や人間関係のトラブル、精神的な病など様々な問題を抱え、帰る場所のない人々に教会を開放し、共に暮らしながら、生きていく方法を探していく。
===== 引用おわり
ドキュメンタリー映画「牧師といのちの崖」公式サイト
https://www.bokushitogake.com/
 

メモ

(1)  ずっと死のうとしているわけではない。波がある。死のうとしている時に三段壁にいると危険だ。ともかく、そこから引き離す。死のうと言う気持ちも、その時が過ぎれば和らいでいく

(2)  「明日の朝8時30分から朝食を食べよう」。小さな約束を繰り返していくことが大切だ

(3)  もの凄い寂しさが湧いてきて、寂しくて、寂しくて… このままでは死ねないと思いました

(4)  僕が今日死のうが、明日死のうが、誰も気にしないだろうってリアルな確信を持っちゃったんですよ。その時、死のうと思いました。本当は、気にしてくれていたのですが、それが分からなかった

(5)  昔は親がいなくて自死しようとする人が多かった。最近は、自死しようとする人に、親がいることが多い。同居していることもある。ただ、会話がない
 

感想

(1)  冒頭、三段壁から救出した女性は、2日後には制止を振り切ってバスで去ってしまった。藤藪は、十分フォローできなかったと悔やんだ。私は、その時取材があったのも、原因になっていたと思う。では取材しなかった方が良かったかというと、私はそうでもないと思う

(2)  最後に、撮影された一人が母親のもとに戻り3年後に自死した話が、追加されていた

(3)  多くの命を助けたと同時に、助けられなかった命もあった。目を逸らしてはいけない。助けられなかった命かあっても、働きかけを続ける。凄い使命感と精神力だ
 

6/29()7/5() 1週間限定
連日10:30よりロードショー
元町映画館(神戸市)
https://www.motoei.com/schedule.html


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