2019年6月5日水曜日

(1625) 「人を傷つける人」との付き合い方

 
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(K0766)  避けることのできない「生死の選択」(5) <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/06/k0766-5.html
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 苦手なタイプの人として「人を傷つける人」があります。筋が通っていることも、通っていないこともあるが、ともかく傷つけにくるのです。2つのケースがあります。
 

1.   傷つきやすい人

 ある時気づいたのだが、人を傷つける人には、自分自身が傷つきやすい人が多いのです。傷つく痛みを知っているなら、他人を傷つけないだろうと思うが、そうではない。「これだけ人を傷つけているのだから自分が傷つけられてもしかたない」と思っているだろうと思うのだが、そうでもないのです。
 
 私は、私を傷つけにくる人がいたら、「この人は傷つきやすい人だな」と思います。だから、私は傷つけられても、その人を傷つけないようにしようとします。
 私がそのように反応できたときには、彼・彼女は、私を傷つけなくなります。


 
 彼らは、自分が傷つけられないように、先手をうって他人を傷つけに行くのです。しかし、そうすると、反撃されるので、さらに自分が傷つかないように、人を傷つけるのです。エスカレートしていきます。非合理的な反応ですが、そうなのです。
 彼らは、自分が傷つけられる心配がないとわかると、人を傷つけるのを止めます。彼らにとっても、私にとっても、平和が訪れます。

 特定の個人に傷つけ行為が継続すると、いじめになります。反撃のこない人に、攻撃を続けることがあります。こういう場合は、とても困ってしまいます。
 

2.   私が傷つけた(?)人

 上のような態度を私がとっても、私を傷つけ続ける人もいます。おそらく二つのケースがあると思います。

(1) 私が、気づかぬまま、傷つけていた

 私は直言する方で、よくズバッと発言します。特に、事実は事実として、そのまま言うことがあります。その人の気持ちを把握できないまま、意図せず傷つけてしまうのです。
 私が傷つけていたことがわかり、どのように傷つけていたかが分かり、謝罪すべきところを謝罪すれば、正常な状態に戻れます。ただ、事実は事実として、譲りません。

(2)私の言動に関係なく、その人が傷ついた

 誤解がとければ修復できますが、難しいです。その人が気づいていないこともあるし、自分が傷ついたことを認めることが、あらたな傷になることもあります。
 相性が悪いので、近づきすぎず、傷つけることが無ないよう気を付けながら、傷つける言葉を浴びせられてもこちらからは傷つける言葉を返さないよう心掛けています。できることは、その程度でしょうか。

 

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