2019年4月23日火曜日

(1579)  人間関係 ~ 「do-基準」と「be-基準」

 
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(K0720)  売れない週刊誌 / このブログを考える <研究所・体制>
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 意識していなかったが、どうも人間関係には「do-基準」と「be-基準」とがあり、どうも私は「do-基準」に偏っているようだ、と気づいた。
 
 定年を過ぎて、いくつもの集団に関わっているが、いつも引っ掛かりがあった。何か、ちょっと違うな、と。「do-基準」と「be-基準」という概念を導入すると、すっきりした。
 
 
 私の関わっている集団の多くにおいて、その成員の多くは「be-基準」で動いている。存在していることが大切なのだ。共にその活動に参加している、誰かと共に参加していること自体に意味があるのだ。
 
 例えば、ある団体でボランティア活動をする。ボランティア活動なのだから、誰かを支援したり、寄り添ったりする。その時、私は、ほぼ、どれだけ支援できたか、どれだけ寄り添えたか、だけしか見ていない。そして具体的に何が変わったか、それは本当に良くなったか、気にかける。そして、より良くするために、何かをしようとする。これが「do-基準」である
 
 しかし、周囲の人は違う。その時、自分は充実しているか、仲間とうくやっていけているか、なども見ている。自分の状態を見て、大切にし、より良くしようとする。これが「be-基準」である。
 
 ある集団に関わる時、私にとって「集団に関わらないと出来ないことを関わることにより出来るようになる」ということが何よりも大切なのだ。でも、周囲の人は違う。私が集団な関わる時に違和感を覚える源は、どうやらここにあるようだ。
 
 「do-基準」の実現に役立つという点において、人とのつながりが私にとっては大切なのだ。しかし、周囲の人は違う。


 続く

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