2019年3月7日木曜日

(1533)  一億総評論家時代

 
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(K0674) 欧米では病院死は50%前後、オランダは30%以下 <高齢期の医療>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/03/k06745030.html
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 Facebook友だちの金城 よしひとさん。「マーケティング評論家とか節約評論家って人が出てるけどこの肩書き?がよくわからん。 何する人なんやろ?」(2019/03/06)
(添付写真を転載させていただきました)
 
 確かに、確かに。
 
 
goo辞書)で確認することにした。
 
 評論家:評論を仕事にしている人。批評家。「政治評論家」
 評論:[名](スル)物事の価値・善悪・優劣などを批評し論じること。また、その文章。「時局を評論する」「文芸評論」
 批評:[名](スル)物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。「論文を批評する」「印象批評」
 
 テレビに出て出演料をもらっているので「仕事にしている」と言われればそうだ。そうすれば、論じて自分の評価を述べればよいので、「あなたは評論家ではない」とは言いづらい。
 


 英語にすると、ハードルが少し高くなる。(Merriam-Webster Online
 
Definition of critic

1a : one who expresses a reasoned opinion on any matter especially involving a judgment of its value, truth, righteousness, beauty, or technique

b : one who engages often professionally in the analysis, evaluation, or appreciation of works of art or artistic performances
 
 「“a reasoned opinion”(よく考えた、筋の通った意見)を言っていない」「”professionally”(専門家として)関わっていない」と私が判断すれば、「あなたは”critic”(評論家)ではない」と言える。


 それはそうなのだが、どんなものだろうか。「マーケティング評論家」とか「節約評論家」とか、的を絞っている。的を絞って少し深堀すれば、一般の人が知らないことを言える。「けん玉評論家」とか「神戸市新開地餃子評論家」とか、どんどん評論家を作ってしまえばよいと私は思う。
 
 そうすると、誰もが評論家になるチャンスができる。「評論家とはすごい人達だ」といった思い込みを捨てて、素直に受け入れるなら「一億評論家時代」になる。結構な事だと思う。
 
 「節約評論家」と名乗るのに問題はない。評論家と名乗りながら、聞きたくもない話をグダクダと続けられると、それが問題だ。実際、「名ばかり」「評論家」が量産されている。だから、私はあまりテレビを見ないし、世間全体でもテレビ離れが進むだろう。テレビ局もしっかり、「聞かせる」「節約評論家」を出演させてほしい(番組を観ていないので、出演された方が「聞かせる」「節約評論家」だったかどうか、私には分かりません)。

 

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