2019年2月9日土曜日

(1508)  即席ラーメンとポストイット

 
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(K0649) 「中間領域」 (3) ボンディングとブリッジング <地域の再構築>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/02/k06493.html
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 連続テレビ小説「まんぷく」で、お母さんの鈴さんだけでなく、世良さんもいい味を出しています。彼らが変なことを言っているわけではないけれど、彼らの発言で萬平さんが際立ってきます。
 
 即席ラーメンを開発しようとする萬平さんに、世良さんは「そんな、世の中にない、ニーズも市場もないものを作ろうとするのは止めなさい」と言います。私たちはチキンラーメンを知っているので世良さんが間違っていると思ってしまうのですが、実に、まっとうなことを言っています。
 

 これを見ながら、スリー・エムから聞いた話を思い出しました。
 
 画期的なノリを開発しようとしていたのに、失敗して、とりあえずはくっつくが、簡単にはがれてしまうノリができた。簡単にはがれてしまっては、ノリの基本機能を満足していません。でも、なんとか使えないかと開発者の熱意で商品化したのがポストイットです。
 http://www.mmm.co.jp/wakuwaku/story/story2-7.html#top
 
 顧客が欲しがっているものばかりではなく、欲しがってはいないが、その商品を届けると、「ああ、このようなものが欲しかった」と顧客が言う。そういう商品も開発したい、というコンセプトが広がったそうです。
 
 
 添付図は、NHK番組紹介ホームページより、
https://www.nhk.or.jp/mampuku/manga/

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