2018年11月12日月曜日

(1419)  歩行者死亡事故 7割が横断中

 
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(K0560)  個人Blog 11月上旬リスト <サイト紹介>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/11/k0560-blog.html
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===== 引用はじめ
 昨年までの5年間に全国で発生した車対歩行者の死亡事故計6576件のうち、4811件(73%)は歩行者が道路横断中だったことが30日、警察庁の分析で分かった。このうち横断歩道以外での事故が3304件(69%)と多くを占めた一方、信号機のない横断歩道ではドライバーの減速が不十分な事故が多発していた。

 道交法では、車両は歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の直前で停止できる速度で進行しなければならないと定められている。

 警察庁によると、道路横断中の死亡事故のうち、信号機のない横断歩道では472件発生。これについてドライバーが歩行者に気付き、危険を認知した時点の「危険認知度速度」別に分析した。
 時速30キロ以下は計98件だったが、31キロ以上から60キロ超までは374件とほぼ4倍に上っており、横断歩道での減速義務が十分には守られていなかった。
===== 引用おわり

 以上の数字を図示したものを添付する。青字は計算値である。
 

 歩行者としての私から見ると、
(1)  道路横断時に特に注意しよう
☑ 道交法では、「車両は歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の直前で停止できる速度で進行しなければならない」と定められている
(2)  道交法では、横断歩道以外では「車は直ぐに停止できない速度で進行してもよい」ということで、無理な横断はしないようにしよう
(3)  道交法にもかかわらず、「信号機のない横断歩道で直ぐに止まれない速度で進行している車」が多い。注意しよう
 
 歩行者として腹立たしいのは、(3)である。
 

===== 引用はじめ
 日本自動車連盟(JAF)が8~9月に信号機のない横断歩道で実施した自動車の一時停止率調査で、長野県は58.6%で、全国平均の8.6%を大きく上回り、調査が始まった2016年以来、3年連続で全国トップだった。

 二位以下は、静岡県39・1%、石川県26・9%、島根県26・5%と続いた。一方で、最も低かったのは栃木の0・9%だった。
===== 引用おわり
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20181111/CK2018111102000026.html
 

 栃木県では、信号機のない横断歩道で一時停止してくれる車は0.9%しかない。これでは、交通量が多いと、横断歩道でいくら待ってなかなか渡れないことになる。全国平均で8.6%、最もマナーの良い長野県で58.6%。ばらつきが大きい。
 


<出典>
日本經濟新聞(2018/10/30)、「死亡事故7割が横断中 車対歩行者」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37145750Q8A031C1CR8000/


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