2018年8月13日月曜日

(1327)  西日本豪雨 倉敷 / チーム設置

 
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(K0468)  何を言いたい?「出産退職で損失1.2兆円」 <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/08/k0468-12.html
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===== 引用はじめ
 西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市で、地元の医療・福祉関係者が情報を収集・整理し、被災者の治療や公衆衛生の向上に着実につなげる組織「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO)(クラドロ)を設置。現場が混乱し、情報伝達ミスや各機関の連携不足が生じがちな被災地で効果を上げた。
===== 引用おわり
 
 助けようという人たちのこころと活動が、被災された方にとって役立つことに確実に結びつく、そのために大変重要な役割を担う組織だと思う。
 
 被災直後は注目をあび、ボランティアが多く入るが、次第に関心が薄れてくる。しかし、支援が必要なことには変わりはなく、また、必要な支援が変わってゆく。「情報共有」が大切なのは言うまでもないが、それは目的ではなく、手段だ。
 


【期待】

(1)  ニーズ発見とシーズ提供のマッチング
(2)  自分のしていることが、全体にとってどこに位置付けられるかが分かる
(3)  全体の活動を俯瞰することにより、欠けている部分を発見する
(4)  ニーズの変更に見合うよう、活動内容を変えていく
 


【展開】

(1)  ニーズ発見とシーズ提供のマッチング
 現場にいるとニーズに出会うが、自分たちで解決できず、そのままになってしまうことが多い。シーズをもっているところにつなげば解決できることもある。シーズをもちながら、ニーズを見つけられないところもある。マッチングできれば、素晴らしい。

(2)  自分のしていることが、全体にとってどこに位置付けられるかが分かる
 孤立して動いていると部分的な活動しかできず、それが全体の中でどのような役割を果たすか見えにくくなる。全体としてよくなるよう、部分は動かねばならない。それが見えてくる。

(3)  全体の活動を俯瞰することにより、欠けている部分を発見する
 分かれて活動していると、それぞれは精一杯しても、全体として大切なところが抜けてしまうと、頑張っている割には効果が出なくなってしまう。全体が見えると、部分が生きてくる

(4)  ニーズの変更に見合うよう、活動内容を変えていく
 ニーズは刻々と変わっていく。それに合わせて我々の活動も変えねばならないが、それが難しい。ニーズに合わせて変わることにより、継続的に役立つ組織であり続けられる
 
 


1.   衛生班
1.1.  食品衛生対策
1.2.  医薬品の確保

2.   送迎バス班
2.1.  運行調整

3.   支援班
3.1.  保健衛生チームの派遣
3.2.  医療情報の収集

4.   総括班
4.1.  応援受け入れ
4.2.  物資確保
4.3.  連絡調整
 


<出典>
被災地医療 連携実る / チーム設置、情報共有
【西日本豪雨】産経新聞(2018/08/04)
 
医療機関の連携不足を克服 熊本地震の経験生かせ 倉敷・真備
https://www.sankei.com/west/news/180803/wst1808030095-n1.html
添付図「倉敷市では医療、保健分野の連携が図られている」は、このサイトからの転載。


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