2018年5月9日水曜日

(1233)  女性への暴行相次ぐインドに批判 ~ 政治的武器としてのレイプ

 
      最新投稿情報
=====
(K0374)  百歳体操(大阪市・吉本興業) <体の健康><脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/05/k0374.html
=====
 

 インドで、女性への暴行が相次いでいる。気になっていた。

===== 引用はじめ
 インド北部ジャム・カシミール州で今年1月、8歳のイスラム教徒の少女が、国内最大宗教であるヒンズー教の至上主義者グループに性的暴行を受けて殺害された。インドでは、こうした女性への暴力が相次いでいる。
===== 引用おわり
 

 性欲の強い人の単純な犯行らしいものもある。日本人も犠牲になっている。

2016.11.27 16:39更新
日本人女性、インドで性的暴行被害 南部を旅行中 容疑の25歳男逮捕
https://www.sankei.com/world/news/161127/wor1611270024-n1.html

2015.2.13 21:53更新
日本人女子学生に性的暴行、インド警察が25歳男逮捕 懸賞金かけ追跡
https://www.sankei.com/affairs/news/150213/afr1502130063-n1.html
 


 しかし、今、インドで起こっていることは、根深い。

===== 引用はじめ
 事件は、少女に薬物を投与したうえで監禁し殺害する残忍性に加え、犯人グループの目的がイスラム教徒排除だったため、インド社会に衝撃を与えている。インド各紙は、被害者ではなく、犯人を擁護する動きが出たことを憂慮している。

 事件をめぐってはインド人民党(BJP)所属の州政府閣僚や、ヒンズー至上主義団体が犯人の釈放を求めたほか、「イスラム系警察官が多く、捜査の公平性が保てない」として、中央捜査局(CBI)に事件捜査の移管を求めるキャンペーンが展開された。コラムではレイプなどの残虐行為が「政治的立場から保護されてしまうことがある」とする。
===== 引用おわり
 

 インドで起きた事件だけではない。シリアやイラク、イエメンなどでも、「体制側がレイプを政治的武器として使う事例の報告が増えている」という。
 
===== 引用はじめ
 「政治的武器としてのレイプ」とは何か。論評は内戦が続くシリアを例に挙げて説明する。治安当局などがイスラム過激主義組織などに属する反体制派の人物の妻や娘を拘束して性的暴行に及び、ときにはその様子を撮影したビデオテープを夫や子供、親類らに送りつけているというのだ。
 その上で、「レイプは、犠牲者や親類にとって道義上の死にも等しいとみなす(イスラムの)社会に、大きな影響を及ぼす。何物とも比較できない心理的な被害を残すものだ」と指摘している。
===== 引用おわり
 


 インドでの事件後、どうなったか。
 
===== 引用はじめ
 論評はインドの事件にも言及している。それによると、8歳の少女が犠牲になったインド北部の村からは、イスラム教徒全体が姿を消したという。そして、「この残虐な犯罪は狙い通りの結果をもたらした」と指摘している。
===== 引用おわり
 

 日本では信じられないようなことが、海外で起こっている。
聞くだけでも、おぞましく、いたたまれない。
 



<出典>

女性への暴行相次ぐインドに批判
【環球異見】 産経新聞(2018/04/30)
 
ヒンズー(インド)「深刻なモラルの低下」「加害者らは“民族主義”として犯行や支援活動」
https://www.sankei.com/world/news/180430/wor1804300007-n1.html
ウォールストリート・ジャーナル(米国)「品位よりヒンズー至上主義重んじる過激派たち」
https://www.sankei.com/world/news/180430/wor1804300008-n1.html
クドゥスルアラビー(汎アラブ紙)「体制側がレイプを政治的武器として使用」中東のアラブ諸国を非難
https://www.sankei.com/world/news/180430/wor1804300009-n1.html


0 件のコメント:

コメントを投稿