2018年3月28日水曜日

(1190)  放送大学卒業

 
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(K0331) 「徘徊」使いません(1) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/03/k03311.html
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 放送大学を卒業した。必須単位を残して粘っていたが「そろそろ年貢の納め時」、卒業した。
これで5回目。
 
学士(大学)
 工学系(22歳)、心理系(59歳)、福祉系(66歳)

修士(大学院)
 工学系(24歳)、心理系(62歳)
 
 以前は、博士号も気になっていたが、余命・健康寿命を考えると、学んでもそれを社会に還元するための時間がどれほどあるか。学ぶより実践を大切にしたい。
 


 「卒業証書・学位記授与式」出席後、兵庫学友会・同窓会「春の懇親会」で求められ、「一言」発言した。
 
===== 引用はじめ
 私は、学生の時に読んだ本の中で感銘を受けたのはダーウィンとフロイトだった。技術系ではあるが、定年前から放送大学で心理学を学び始めた。テーマは「高齢者の生き方(発達心理学)」。卒業研究・修士論文を書いた後、それを活用しようとして違和感を覚えた。
 文献を読み、インタビューをして論文をまとめたが、どうも足りないものがある。それは、生の人間である。福祉を学んで、福祉に関わり、人間に近づこうとしている。

 世の中は少子高齢社会に移行している。強くもった危機感は、「家族の弱体化」と「地域の弱体化」である。学んだものをそこで生かせるのではないか。
 放送大学の学びは、ここで一段落とする。実践活動の中で研究したいテーマが見つかったら、また戻ってきたいと思います。
===== 引用おわり
 


 では、これから「地域の弱体化」にどうかかわっていくか。
 
 昨年から、地域の福祉ネットワークのNPO法人に理事として関わらせていただいている。4月からは、住んでいる所で自治会長を拝命する予定である。「第9期神戸地域ビジョン委員会」に応募し、委員就任通知をいただいた。

 市民成年後見人、生活支援員(日常生活自立支援事業)は継続していき、あらたに電話相談も始める。
 

 研究はさておき実践していきたいが、同時に研究の意識は持ち続けたい。実際はどうなっているのか、どのような構造になっていて、どのような働きがそこにあるのか。新しい仕組みは考えられないか。それをどう評価し、検証するのか。研究論文は書かないが、研究は続けたい。
 

 心理と福祉は別の物のように見えるが、それは、本来同じものを人間が勝手に分けてしまったものだ。ともに、人間にかかわる。心理からでも、福祉からでも、正しい方向で深く追究すれば、同じ生の人間に出合うはずだ。


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