2018年2月27日火曜日

(1162)  大丈夫なようにできている / ダウン症の書家(4)

 
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(K0303)  社会参加(6) / トライアングル理論(29) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/02/k0303-629.html
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【項目】

(1) 捨てるしかなかった、世界一大きな「般若心経」
(2) 奉納
(3) 出てくるのは、明るさと喜びだけ
(4) 最後はちゃんとうまくいくようになっているんです
 
 

【具体的には】
 
(1) 捨てるしかなかった、世界一大きな「般若心経」

===== 引用はじめ
 翔子が30歳、愛媛県立美術館で世界一大きな「般若心経」を書いたときのことです。縦4メートル、横16メートルの作品を美術館の壁にクレーンで吊(つ)って飾りましたが、展示後、置くところがなく、捨てるしかないな、思っていたところ、それを聞いた1人のお坊さんがぜひうちに欲しい、と言われ、買っていかれました。そのお寺は、作品に合わせて大きなお堂まで建立したのです。静岡県浜松市の龍雲寺(りょううんじ)です。
===== 引用おわり
 

(2) 奉納

===== 引用はじめ
 延暦寺や中尊寺、建長寺、建仁寺、東大寺、薬師寺、伊勢神宮、熊野大社、厳島神社、春日大社など大きな神社仏閣に作品を奉納するという、夢のような大仕事を、翔子はわずか12年でやりました。
===== 引用おわり


(3) 出てくるのは、明るさと喜びだけ

===== 引用はじめ
 翔子は、困った人がいると一緒になって困り、悲しい人がいると一緒に泣くんですよ。しかし翔子には暗いものや悲しみはない。翔子から出てくるのは、明るさと喜びだけですよ。
===== 引用おわり
 

(4) 最後はちゃんとうまくいくようになっているんです

===== 引用はじめ
 不登校の子でも、障害のある子でも、最後はちゃんとうまくいくようになっているんです。「そんなに頑張らなくても大丈夫よ」。泣きながら訴える親に、こう伝えることの大切さを翔子に教えられました。社会的にみれば障害のある人かもしれない、かわいそうに映るかもしれないけど、当事者側はそうは思っていない。楽しく、明るく暮らしている。そんな素晴らしい世界と翔子たちはつながっている、ということがようやく分かりました。
===== 引用おわり
 


出典
大丈夫なようにできている /「ダウン症の書家 金澤翔子(32) 母 泰子(74)(4) / 話の肖像画 / 産経新聞(2018/02/9

ダウン症の書家・金澤翔子 母・泰子(4) 大丈夫なようにできている
http://www.sankei.com/life/news/180209/lif1802090007-n1.html


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