2017年12月23日土曜日

(1096) 「私の人生は、自分の思い通りになっている」


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(K0237)  趣味(12) 趣味の辞典(5) / トライアングル理論(25) <定年後>
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 「私の人生は、自分の思い通りになっている」と感じながら生きている人と、そうではない人がいるようだ。そのどちらかは、客観的にどうなっているかというより、その人の生き方によって決まっているように思える。
 

(A)
 「私の人生は、自分の思い通りになっていない」と思って、発奮して頑張っているが、なかなか満足することができない人がいる。原因として二つ考えられる。一つ目は、その人の「思い通り」のレベルが高すぎるため、なかなか到達できない。二つ目は、「思い通り」に到達すると、それを更に高いところに設定しなおす。自ら鼻先にニンジンをぶら下げて走り続けようとしている馬のようだ。
 

(B)
 一方、「私の人生は、自分の思い通りになっている」と、いつものように感じている人がいる。本当は、そんなはずがない。思い通りにいかないことも多いはずだ。特に野心的な目標を設定すれば、「思い通りにならない」可能性が高いはずだ。

 彼らは、次のようにしているようだ。先ずは、野心的な目標を設定し、精一杯頑張り、途中で確認する。今の時点で最高限に頑張ってできそうなのはどのあたりまでか、今の時点でとうてい無理そうなのはどこから先なのか。そして、ギリギリのところで到達可能な地点に、目標を設定しなおし、再び走り始める。

 目標を設定しなおした時点での彼らの成功確率は、例えば50%だ。2回に1回は失敗するが、立ち直りは早い。失敗する可能性のある高い目標に向かっていたことを知っているからだ。2回に1回は成功し、自分で自分をほめ、自信をもって次の挑戦に向かう。
 

 (B)は(A)と比べて、二つの点が違う。先ず、自己信頼度が高く、そして、感謝の気持ちが強い。50%の確率だったのに成功にこぎつけられた。周囲で協力してくれた人に感謝する。勝利の女神にも感謝する。高い自己信頼度と深い感謝の念が、次の挑戦の成功確率を高める。一方(A)は、失敗が続いているので、自己信頼度が低くなり、感謝の念ももちにくい。


 この(B)のような人は、どこにいるのだろうか。
 私の目指す先にいる。

出典: なし

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