2017年11月11日土曜日

(1052)  人口減少社会の人口移動-国内- / 「人口減少社会の構想」(5)(放送大学)


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(K0193) 定年時における移行の多様性 / 「定年女子」研究インタビュー(8) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/11/k01938.html
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目標&ポイント

===== 引用はじめ
第2次世界大戦後の日本は国全体で人口増加を実現しつつ、大都市圏への人口集中が生じた。日本の人口の減少が見込まれるなか、大都市圏、とくに東京への人口集中がこれまで以上に高まる可能性がある。人口減少下の東京一極集中について、東京および農村地帯でどのようなことが生じているのかを理解する。
===== 引用おわり
 

将来の課題

(1) 【現状】今日、高学歴層のみが東京圏へ選択的集中をおこない、それ以外の人々は出身地に定着する傾向が強まっている。人口減少局面において、人口移動はその絶対数が減少しているが、選択性は高まっている

(2) 【地域経済格差】結果として、東京圏とそれ以外の地域の地域経済格差は固定化あるいは拡大するおそれはないだろうか

(3) 【階層格差】また、人々が以前ほど移動しなくなったことは、近年問題視されている階層格差の固定化、拡大に影響を及ぼしている可能性はないだろうか

 

「第5章 人口減少社会の人口移動-国内-」の目次

1. 人口減少社会と人口移動
2. 日本の人口移動と人口分布の変化
3. 人口移動と地域格差
4. 地方創生と将来の課題 
 

出典
中川聡史、「第5章 人口減少社会の人口移動-国内-」、宮本みち子・大江守之、「人口減少社会の構想」、放送大学教材(‘17)

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