2017年10月27日金曜日

(1038) ラッセル『幸福論』(0)


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(K0179) 仕事 / トライアングル理論(7) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/10/k01797.html
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NHK-Eテレ 100de名著、11月は、ラッセル『幸福論』

第1回 11月6日放送/11月8日再放送
 自分を不幸にする原因

第2回 11月13日放送/11月15日再放送
 思考をコントロールせよ

第3回 11月20日放送/11月22日再放送
 バランスこそ幸福の条件

第4回 11月27日放送/11月29日再放送
 他者とかかわり、世界とつながれ!


月曜日   午後 10:25~10:50
()水曜日 午前 05:30~05:55
      午後 00:00~00:25

 

ラッセルの『幸福論』の原題は、”The Conquest of Happiness “ 。そのまま訳すと、「幸福の獲得」となる。幸福とは待っていれば向こうからやってくるものではなく、自ら獲得すべき能動的な営みである。
 

世界には、三大幸福論と呼ばれる名著がある

(1) ラッセル(イギリスの哲学者)『幸福論』 ← 今回とりあげる
  外に目を向けることが大切である
  実際の行動を最も重視する
  精神論にとどまらない論理性を備えている

(2) アラン(フランスの哲学者)『幸福論』
  くじけない楽観主義

(3) カール・ヒルティ(スイスの哲学者)『幸福論』
  信仰や信念を持って生きることが幸福につながる
 

ラッセルの『幸福論』は、二部構成になっている

(1) 第一部: 不幸の原因分析を行うと同時に、思考をコントロールすることでその原因を取り除く解決策を提示している

(2) 第二部: 自分の関心をどんどん外に向けつつ、同時にバランス感覚を忘れないようにすることで幸福になる術を提案している。

  

ラッセルは、二十世紀最高の知性の一人であり、多くの傑出した業績を残している。

(1) 数理哲学: 『プリンキピア・マテマティカ(数学原理)など』

(2) 哲学: 『幸福論』など

(3) 平和活動: 『ラッセル=アインシュタイン宣言』など

 

来週からボチボチ紹介していくが、第三回の「趣味」「仕事」については、
既に別のBlogで引用している。

(K0178) 趣味 / トライアングル理論(6) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/10/k01786.html

(K0179) 仕事 / トライアングル理論(7) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/10/k01797.html

 
出典
小川仁志(2017/11)、ラッセル『幸福論』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)
 
 

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