2017年10月11日水曜日

(1021) 「他人からどう見られているか気になる」


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(K0162)  「認知症者を受け入れる環境整備」(認知症カフェの課題) / 認知症者の居場所(8) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/10/k0162-8.html
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「他人からどう見られているか気になる」というのは、取り扱いが難しい。
それが多すぎ、かつ、少なすぎるからである。


よく知っていて安心できる人に対するときは特に気にならないが、付き合いの浅い人、よく知らない人、特に初対面の人とではよく「他人からどう見られているか気になる」のだが、その時には、良い雰囲気の人間関係には至らない。ある人達とは、どういうふうにしてそうできるのか分からないが、「他人からどう見られているか気になる」が自然に弱まり、不思議に自然体になれる。

その一方、「他人からどう見られているか気になる」が足りないと感じることもある。それが出来れば、人間関係がもっとスムーズにいくだろうとも思う。

 

多分、ピントがずれているのだろう。本来は気にしなくてよいところで「他人からどう見られているか気になる」となっており、本来は気にしなければならないところで「他人からどう見られているか気になる」が足りないのだろう。その見分けが難しく、逆になってしまっているから、悶々としてしまう。

 

基本的には「他人からどう見られているか気になる」を弱めて、ざっくばらんに付き合えればよいと思う。「他人からどう見られているか気になる」は伝染する。こちらが「他人からどう見られているか気になる」が強いと、相手も「他人からどう見られているか気になる」が強くなり、どんどん心理的距離が広がる。先に「どういうふうにしてそうできるのか分からない」人がいると書いたが、その人は「他人からどう見られているか気になる」が弱いと思う。

それだけではなく、「他人からどう見られているか気になる」を弱めてその結果、相手が悪印象をもったとき、それを感じ取ってフィードバックできれば、理想的なのだとも思う。

 

このように人間関係をどうすればよいのかゴチャゴチャ考えていると、考えてしまう。人間関係が難しくなるのは、ゴチャゴチャ考えるからではないだろうか。上手に人間関係を保てられている人は、多分、こんなにゴチャゴチャ考えていないのに違いない。

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