2017年1月5日木曜日

(744) 論説委員から「ひとこと」


 150字でまとめるのは、とても難しい。流石『論説委員』。
気に入ったものを三つ紹介する。

 

===== 引用 はじめ

佐藤 好美

 「信じることを、恐れず書けよ」「どこかで聞いたような話を書くんじゃないぞ」。亡き2人の先輩の言葉だ。小さくまとめるな。既成概念に頼るな、見える物も見えなくなるぞ。そう伝えたかったのだろう。

 さて新年。医療、介護、いずれも激動の年となる。道なき道だが、恐れず行こう。今年も。

===== 引用 おわり

 できているか否かはさておき、私も心意気は同じである。
 これについては、次回にコメントする。

 

===== 引用 はじめ

河合 雅司

 少子高齢化が進み、国勢調査においても人口減少が確認された。すでに社会保証制度はゆらぎ始め、過疎化スピードが速まってきた地方では、“消滅”の危機が語られる。だが、この国は何度も国家的危機を乗り越えてきた。たとえ小さくなろうともキラリと輝き続けられる国へ、「日本」の作り替えが急がれる。

===== 引用 おわり

先ずは、国家的な危機に面していることを自覚しよう。

国内においては、税金をあげられないなら公的サービスが減ることを覚悟せねばならない。それをどう乗り越えるか。具体的に動いていかねばならない。

国外においては、アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、韓国それぞれがとんでもないことを仕掛けてくる可能性がある。「日本ファースト」で協調の道を探らねば、生きていけない。

先ずは、ともかく、日本を良くしていこう。日本を守ろう。

  

===== 引用 はじめ

 鹿間 孝一

 民俗学者の梅棹忠雄さんに未完の書がある。昭和40年代に構想した「人類の未来」である。目次案では「人口爆発」「資源の浪費」「大流行病時代」「弾道兵器と核」などが並ぶ。どれも現在の世界が直面している問題である。それでも未来に悲観せず、エピローグは「暗黒のかなたの光明」。遺志を継ぎたい。

===== 引用 おわり

 見える人には、50年先まで見えるのだ。

悲観的に見通し、楽観的に挑戦していこう。

心も、体も、頭も、働かそう。

 
 
引用は、産経新聞(2016/1/3)より

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