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2018年4月10日火曜日

(1204)  日本式教育は、エジプトで生き残る

 
      最新投稿情報
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(K0345)  MCI(軽度認知障害)と診断されたときの反応 <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/04/k0345.html
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 「日本式教育」が海外で取り上げられているようだ。
 
===== 引用はじめ
 エジプトの学校で、児童らによる教室の掃除など「日本式教育」を取り入れる試みが進んでいる。「公共」に対する意識や仲間と協力することの大切さを理解してもらうのが目的だ。
 日本式教育の海外展開はベトナムやフィリピンなどでも行われており、日本の新たなソフト・パワーとして推進する動きが強まっている。
===== 引用おわり
 

 良き「日本式教育」が、海外で導入され、日本では捨てられつつあるのではないか。そのうち日本では、「公共意識」は古語になってしまい、辞書の中でしか巡り合えなくなってしまうのではないだろうか。
 

===== 引用はじめ
 この学校は、「トッカツ」(特活)という科目がある日本式教育のモデル校。児童は教室の掃除やゴミ拾いのほか、責任感を育むため輪番で日直も務める。モデル校はカイロなどに12校あり、近い将来に200校以上に広げるのが目標だ。教員ら育成のための研修も行い、普及を図る。
===== 引用おわり
 
子どもたちの反応
  「トッカツの授業は週1回。(教室などの環境が)清潔であることが重要だと分かったし、自分のことだけでなく、みんなのことを考えるようになった」
  「以前は自分の部屋はお母さんに言われたときだけ掃除していたけど、今は違う。病気を防ぐためにも道路を掃除したい。まずは道路にごみ箱を置かないと」
 

因みに、「トッカツ」=「特活」=「特別活動」 である。
 
===== 引用はじめ
特別活動の目標
 
学習指導要領によれば、特別活動の目標は、次の通りである。このうち、45は、主に中学校・高等学校・中等教育学校などの中等教育における目標である。
 
望ましい集団活動を通して:
1.心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図ること。
2.集団の一員としての自覚を深めること。
3.協力してよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てること。
4.人間としての在り方生き方についての自覚を深めること。
5.自己を生かす能力を養うこと。
===== 引用おわり
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%B4%BB%E5%8B%95
 


出典
「エジプトの学校 日本式のススメ / 教室掃除や日直…公共意識育てる」
産経新聞(2018/03/07)
 
エジプトの学校に日本式教育 掃除や日直…「公共意識」育て
http://www.sankei.com/world/news/180316/wor1803160062-n1.html
ここから写真を転載
  「日本式教育」モデル校に指定されたカイロの学校で、算数の問題にそろばんを使って答える児童(佐藤貴生撮影)
  質問に手を挙げる児童=カイロ市内(佐藤貴生撮影)
  日本の学校を紹介する映像を見る児童。子供たちが教室を掃除している=カイロ市内(佐藤貴生撮影)


 

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